selfintroduction
犬
「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」という小説を読んだことがある。でもあんまり小説は読まない。犬だから。
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第一詩集「薄明行」(詩学社・2006年2月10日発行)
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第二詩集「ひなたやみ」(ふらんす堂・2007年7月11日発行)
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第三詩集「今泳いでいる海と帰るべき川」(思潮社・2009年7月25日発行)
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2007年5月から最近までの作品
レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』(清水俊二訳)。(20091109)
バルガス=リョサ『楽園への道』(田村さと子訳)。最終の百ページほど、あまりに興奮してトランス状態に陥ってしまった…。(20091105)
本日出頭。運転免許停止2ヶ月。黄色のかわいいトゥデイにしばらく乗れない。愛しい原チャよ。(20091027)
ケルアック『オン・ザ・ロード』(青山南訳)。/警察から出頭要請の葉書が来ている。ちょっとした犯罪者か、私は。(交通事故なんだけども。)(20091015)
カミュ『異邦人』(窪田啓作訳)。凄く面白かった。/ひとが高校生の時に読むような小説を、三十歳近くなって読んでいる私。高校時代から、詩集しか読んで来なかったからね。(20091002)
遂に、普通自動二輪免許取得。やったわね。しかし一週間で取るつもりが、結局一ヶ月かかってしまった。ずっと教習所通ってたのよ。疲れた&やっぱ二輪怖い…。(20090925)
伏見は暑い。京都の暑さは有名だが、京都は京都でも下(しも=南)の方に下がって、伏見くらいに来ると更に暑い。上(かみ=北)の方と違って、陽射しを遮る緑がない。砂漠にいるみたいだ。コンクリートの建物とか、目立つ。上(かみ)の方では、コンクリートの建造物でも、緑とともに、景色にすんなり溶け込んでいる。が、伏見あたりのコンクリート建造物は、剥き出しで、何か風景にそぐわない違和感がある。実際行ったことがないのだけど、仏領時代のアルジェリアとか、想像してしまう。/しかし、私はその砂漠的な伏見を気に入っている。この土地で暮らし始めて、早三年半。まず、人間がいい。上(かみ)の方と違って、人間がさばけている。京都に観光で来る人たちがイメージする「京都人」らしさがあまりない。伏見区・淀には競馬場があり、それもまたいい。外れ馬券が駅の構内にびりびりに破かれて落ちていたりする。(流石、伏見。)この人達にしてこの町あり、立ち飲み酒屋のおっちゃんたち。とても素晴らしい(ちょっと右翼的な人もいるけど)。日曜日は競馬に行って、負けて帰って来て立ち飲み酒屋で憂さ晴らしのビール。/こんなに長いこと、ひとつの町に住んだことって、高校を卒業して以降、なかった。新君。またノンアルコールビールを飲みに、立ち飲みに行きたいな。伏見は私の第二の故郷だ、と言えるくらいにまでなりたいものだ。(20090905)
「民衆のうちなる『私』」と、「民衆に対峙する『私』」。前者は「無名の一人」であり、後者は「詩人(あるいは詩を志す私)」である。「私」は二面に分裂している。詩人はいつ無名の一人になることが出来るか。あるいは、無名の一人が詩を志すのはいつか。今日一日考えていた。ろくなもんじゃない、「詩人」を特別扱いしているいかさまな私。急制動で事故りそうだった。/付・「詩人」はそう簡単に民衆に同一化することは出来ない。「詩人」とは、批判的であれ、反批判的であれ、支配的階層のイデオローグであり、そのことに自覚的でない者は、さっさと詩壇を去ってくれ。私は意地汚い&意地悪い。(20090831)
民主党政権は何を変えてくれるのだろうか? 付けっ放しのテレビは選挙速報を垂れ流し続ける、深夜まで。もしも今後民主党政権にがっかりした時、我々は自民党政権を再び投票によって選ぶのだろうか。/「政権選択」という言葉の背景には、れっきとした「二大政党制」がある。(それも、五十五年体制よりずっと保守的・反動的なものだ。)これをうまく批判できないものか。しかし、「投票」という行動そのものに、システムの歪みの限界が来てはいないか。/選挙で変えられること、と、選挙では変えられないこと、が少しずつわかってはいないか。例えば昨年来の恐慌(または未曾有の不況)に、今回の選挙の結果はどう影響するだろうか(しないだろうか)。昨年クビを切られた労働者は、民主党が政権を担うことによって少しはましな生活を得られるか。それでは何を選べばよいのか。/選挙では変えられないシステム、これを変える必要が生じている。ある学者は言う、「経済を政治が主導することは出来ない。」それでは我々は黙っていることしか出来ないのか。私は思う、「経済のひどい歪みも、そして搾取や抑圧、あらゆる差別も、我々の手によってなくすことは出来る。それは選挙ではない方法で可能だ。否、選挙ではない方法によってのみ可能だ。」/私は私の旗を立てる。カマトンカチの赤い旗だ、労働者、プロレタリアートの旗だ。私は最早黙ってはいない、熱い進撃を始める。選挙では変えられないシステム、これを変えてやろうじゃないか。/とか言いながら、Aira Mitsukiのウェブサイトを見ている、私。T君のお薦めなのだとさ。選挙には行ったよ、もちろん。何処に入れたかはないしょだよん。(20090830)
0829読売新聞夕刊に作品が掲載される、というのは、東京本社版のことだったらしい。店舗まで行って、正直にお金を払って、うちに帰って当該の夕刊を捲ってみると、何にも私の作品が載っておらず、驚いた。よく見ると、発行元が大阪本社になっている。読売新聞も東京本社版と大阪本社版ではかなり異なるのだ、納得。しかし自分の作品は見たい。/関東地区のみなさんから、「おめでとう!」と言われたが、全然実感が湧かない。ションボリしている。(20090829)
総選挙一日前に、映画『20世紀少年〜最終章』が封切りされるのは、何かの陰謀なのか。正直、○○党にとっては更なる逆境だろう。私は金がないので、DVDレンタルまで待つが。/野中広務・辛淑玉対談集『差別と日本人』(角川書店)購入。まだぺらぺらと捲っただけだが、あまり面白そうではない。否、資本主義の枠内での「差別の解決」について知る上でいい書物なんだろう。この時代に、これだけこの書物が売れるというのも、ありがたい一方で、皮肉だ。/おやすみ、L。(20090828)
小林坩堝さんから、詩集の感想を頂く。概ね、みながこのように思っているのだろうと思われる。坩堝さんはまだ若い詩人だ。敬語は省く。「一読して、詩集におさめられているいずれもがきわめて小説的な詩であると感じた。散文性というのではなく、短編小説の連続のような印象だ。ひとつひとつの詩をみていくと、詩であるが故に小説のような重厚さを獲得するには至っておらず、しかし小説的な文体、文法に依っているために、散文詩としての強度も危ういものとなっている。詩集全体としてみると、完成された一個の作品としての強度が感じられ、つまりおさめられている詩のひとつひとつが、『詩集のための詩篇』としての計算の上に成っているのだという思いに至る。ある一定の成功した試みだろう。しかし、犬が今回なぜ小説ではなく詩(詩集)という表現方法を選択したのか、その点については若干の疑問が残る。」未練だよ、未練。一昨日は手塚敦史君と一時間ほど映話した。手塚君の批判、酷評。ひどい感想を遠慮なく言ってくれる友人がいることはいいこと、とても有り難いことなのだ(電話代高いけど…)。(20090825)
横たえて遠い記憶に連れ戻す囁く風と蝉の亡骸(詠み人:ほ、添削:犬)
病院を三つかけもち。正直疲れる。(20090824)
大林宣彦監督映画『天国にいちばん近い島』。原田知世の出演する作品は(全部見た訳じゃないけど)、そのセックスレスさが非現実的で、微妙に面白い。原田知世の持つ「神性」が、どうしても作者にそうさせるのだろう。そして1980年代は、馬鹿げていて懐かしかった。/立ち飲み酒屋に久しぶりに行き、ノンアルコールビールを4缶空けて帰る。(20090823)
午前4時に目が覚めたら、自宅のベランダで寝ていた。ぼよ〜ん。何があったのだろう。両親と電話で話していた所で、昨夜の記憶は途切れている。(20090822)
第三詩集を書き始めた辺りから、小説への憧れがあった。第三詩集を刊行して以降、ひとからも度々「小説家にならないのか?」と感想で言われた。/本日、『世界文学全集・全50巻』(新潮社)を、ネットオークションで落札。本体価格1円。送料3000円と合わせても、3001円。いい買い物をした。しかし、河出書房新社版池澤夏樹個人編集『世界文学全集』も勢いで買ってしまった。5万5千円…。腹を括る。/勉強に励みたい。詩や小説、といったジャンルを超えて、人生を文筆活動に賭けてみたいのだ、私は、やはり。しかし詩を辞めるつもりもまた、ない。(20090821)
七月三十一日の手紙 〜静かな空の下で〜
トーマ・ヒロコ
ヘリの飛ばない静かな街から手紙を送ろう
生まれ育った島を出てもう四ヵ月
この街からふるさとを見てみたいと思ったのだ
しかしこの街からふるさとは遠くてあまり見えない
島からこの街を見ていた時は
そう遠く思えなかったのに
まわりの人々は
私に島の食べ物について聞いてくる
特別な店に行かなくても
島の食べ物が私たちを出迎えてくれる
ゴーヤー、黒糖、シークヮーサー、スッパイマン
島の食べ物はみんなに愛されている
しかしこの街で知られているのは
島の食べ物のことだけなのではないかと思うのだ
この街の人々にも知っていてほしいこと
この街の人々と一緒に考えたいこと
島の空や海や花や食べ物のように
明るい色をしていないことが
この街にうまく届いていないように思えるのだ
祖父は三線が得意だったと聞く
私は三線の音の入った騒々しい歌を聴きながら電車に揺られ
毎日家と会社を行き来している
そしてヘリの飛ばない静かな空を見上げて思う
私のふるさともこの街のようになればいいのに、と
(詩集『ひとりカレンダー』より全文引用。)
君の声と訛りが聞きたくなった―
このサイトでは、基本的に私の詩集の読書については書かないことにしている。企業秘密(?)だからだ。しかし、久しぶりに詩集を紹介したくなった。
トーマ・ヒロコ『ひとりカレンダー』(ボーダーインク)、税込1050円。
普段、あまり詩を読まない方にも薦めたい。否、普段詩を読まない方にこそ薦めたいのだ。その切実な抒情が胸を撃つ一冊だ。(20090820)
同居人の八柳李花が、第一詩集を秋頃に出すことになった。タイトルは『Beady-fingers.』、たぶんふらんす堂にお世話になる。いがらっぽい煙草が吸いたいな。(20090818)
崔洋一監督の映画「犬、走る DOG RACE」が、DVDになっていたらしい。これは是非、再び見なくては。「月はどっちに出ている」は未だにDVD化されていない、とのこと。早くDVD化してくれ〜。(20090815)
週刊読書人の「ニューエイジ登場」というコーナーに、9月4日と11日の二回連載で、エッセイを掲載させていただけることになりました。これまた暇な方は、読んでみて下さい。以上、宣伝でした。(20090813)
「独白」を削除。そして、作品を大幅に整理。/私の詩集が、早くも古書としてネット上に出回っているらしい。何だか複雑な気持ちだ。「謹呈」が迷惑だったのか、それとも書店で買って下さった方か…。何にせよ、その人にとって側に置いておく必要のなかった本だった、ということだ。捨てられなかっただけ有り難い、か。(20090812)
現代詩手帖8月号訃報欄にて、阿部岩夫さんが6月に逝去されていたことを知る。享年75。阿部さんは、「黒田喜夫全詩」集中の黒田喜夫の年譜を作成された方で、「現代詩文庫・阿部岩夫詩集」にも、「黒田喜夫哀悼」という文章を掲載されている。ご自身も、また、優れた詩人だった。生前にお会いしたかった。残念でならない。(20090809)
「見たいもの」、「独白」をアップ。/8月29日付けの読売新聞夕刊に作品を掲載してもらえることになりました。お暇な方は読んでみて下さい。(20090807)
DVDプレイヤー(再生専用)と手動式シュレッダーを購入。これで、大画面で寅さんが見られる!&機密文書(?)が処理できる! 今、イッセー尾形主演の「太陽」をレンタルしているので、明日あたり見よう。(20090805)
第三詩集「今泳いでいる海と帰るべき川」、遂に刊行。友人・後輩からの否定的な意見も多かった中を、敢えて出航した。私のこの詩集は、たぶん詩壇に受け入れられないだろう。評価さえされない、無視される。意図せずして、ちょっと実験的な試みになった。/本日思潮社に出版費用を振り込んだ。ATMの前で、一瞬にして私の年収の半分近い金額が消えた。通帳残高5万円…。(クルマが買えたよ!)ライフワークとはいえ、低所得の私にはつらい仕事(趣味?)だ。(20090804)
(20090803)
「チェ 39歳別れの手紙」。オーウェルの「カタロニア讃歌」を読んだ時と同じくらいの挫折感…。人生、上手く行かないこともあるよね。(20090730)
「チェ 28歳の革命」鑑賞。弁護士カストロとアルゼンチン人医師ゲバラの最強タッグ。カストロは少ししか登場しなかったが、その指示は相変わらず的確だった。ゲバラは兵士たちに、農民からの略奪を禁じる。素晴らしい。私の血は騒いでいた。しかし、日本での上映に当たってのキャッチコピー「かつて、本気で世界を変えようとした男がいた。」…。どうなん? 私だって本気で21世紀の今、世界を変えたいと活動しているんだけど…。(20090727)
「漕手」をアップ。/
大月書店から「マルクス・フォー・ビギナー」シリーズ全5巻が刊行開始された!
本屋に足を運んでないから、まだ手に取ってないし、私はどれも既に持っている(これまた大月書店の「マルクス/エンゲルス選集」を、学生時代に古本屋で買ったのだ。)けれど、これからマルクス・エンゲルスを学ぼうという方には、是非お薦め。「共産党宣言」、「空想から科学へ」、「賃労働と資本」、「賃金・価格・利潤」、「フォイエルバッハ論」の5冊。どれも比較的わかりやすく、いきなり「資本論」や「ドイツ・イデオロギー」を読むよりは、これらの著作から始めた方がいい。レーニンの「帝国主義論」や「国家と革命」なんかも、シリーズの続編で出してほしいところだ。労働者は自らの置かれた位置について知る権利があるし、知ることを望む。変革の思想は我々の力強い武器になる。久しぶりの嬉しいニュース!(20090726)
20080821-20090725
20071220-20080821
20060913-20071210
20051122-20060912
20050310-20051116
20040527-20050301